Q&A よくあるご質問
よくあるご質問
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分岐ブレーカー(小さいブレーカー)が良く落ちるのですが?
分岐ブレーカーが落ちている場合は、基本的にはその電気回路がショートしているか電気の使いすぎ(過電流)によるものだと思われます。
この場合の対処法としては、一度落ちているブレーカーを上げてみて頂き、そのまま復旧出来るようでしたら電気の使いすぎにより、ブレーカーが落ちたと考えられます。また、ブレーカーを上げてもすぐに落ちてしまう場合は、そのブレーカーの回路がショートを起しているということが考えられます。
電気の使いすぎでブレーカーが落ちている場合でも、頻繁にこの症状が繰り返されるようでしたら、一度回路の切り分け工事を考えても良いと思います。
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メインブレーカー(大きいブレーカー)が良く落ちてしまうのですが?
メインブレーカー(主幹や東北電力アンペアブレーカー)はその分電盤が設置されている電気設備の大元のブレーカーとなります。
メインブレーカーに漏電ブレーカーを使用している事もあり、漏電によりブレーカーが落ちている場合と、電気設備全体の使いすぎにより落ちている場合とが考えられ、使いすぎで落ちている場合であれば、ブレーカーを上げればすぐに復旧できます。また、復旧できない場合は漏電している可能性があります。
※契約内容によりスマートメーターで契約アンペアを設定している場合もあり、アンペアブレーカーの取り付けがない場合があります。電気の使いすぎでスマートメーター内蔵ブレーカーが作動し停電の場合は約10秒後に電気が自動で復旧するので分電盤内の操作は不要です。自動復旧を複数回繰り返えすと自動復旧しなくなります。詳しくは東北電力ホームページ内、スマートメーターの内蔵ブレーカー機能をご覧ください。
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専用コンセントや専用回路を設ける理由は?
一般的な住宅で使用する標準的なコンセントは15A(アンペア)まで使用可能となっており、それを超える電流が流れると安全ブレーカーが落ちるようになっています。
電子レンジ・食器洗浄器(食洗器)・エアコンなど大きな電力を必要とする電化製品には、専用回路を設けることによって、安全ブレーカーが落ちることを防止しています。
※専用コンセントを必要とする機器例(電子レンジ・食洗器・エアコンなど)
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夜の急な停電時に備える良い方法はありますか?
夜、突然停電になって家中真っ暗になり、普段常備しているはずの懐中電灯もどこにあるかわからず困ったことある方、多いですよね。そんな方にはこんな保安灯はいかがでしょうか?
●普段は明るさセンサーライト、停電時は懐中電灯(Panasonic)
停電時にはコンセントから取り外せば懐中電灯になるあかりで、普段はコンセントに差し込んで明るさセンサー付きLEDフットライトになります。
停電時には内臓蓄電池で自動点灯し、コンセントから取り外せば懐中電灯になります。下面配光で足元だけをしっかり照らし、深夜でもまぶしく感じません
※ポイント
- 停電時に自動点灯(コンセントから外せば懐中電灯)
- 周囲が暗くなると自動点灯(ほんのり明るい常夜灯)
- LEDなので球切れの心配無し
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オール電化にするにはどうすれば良いですか?
オール電化に必要となる200V電源は、多くの場合は分電盤に来ていますので、基本的にはその分電盤からエコキュートや電気温水器、IHクッキングヒーターなどの機器までの配線及び機器設置工事を行えば、それらの機器は使用することが出来ます。
また、昔の建物によくある単相2線式により電力会社より電気を供給されている建物では、上記の工事の他に単相3線式に切り替える電気工事も必要となります。
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エコキュートと電気温水器の違いはなんですか?
エコキュートは大気中の熱を取り込んだ自然冷媒であるCO2を圧縮して高熱を作り出し、その熱でお湯を沸かします。
電気温水器はヒーターでお湯を沸かします。
ランニングコストの目安としては、エコキュートの場合電気温水器の1/3、ガス給湯器の1/5程度と言われています。
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シーリングファンを設置するにはどうすれば良いですか?
シーリングファンの場合、重量10kg近いものが多く、現在使用されている照明と交換する場合は、10kgの照明を設置しても大丈夫なだけの天井補強がされているかが重要となってきます。
シーリングファンの場合、重さ以外にもプロペラを動かした際の振動などもありますので、しっかりとした天井補強がされていない場合は照明器具ごと落ちてしまう場合もあります。もしその下に子供が寝ていたとか、人が通りかかったと考えただけでも大変なことです。
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現在使用しているチャイムを、ハンズフリーのインターホンへ交換出来ますか?
現在、お客様が使用されているチャイムがAC100Vを使用しているものであれば、基本的には簡単に設置出来ますが(現在チャイムが設置されている場所へインターホンを設置する場合)、乾電池式の場合ですと別途電気工事が必要になります。
また、チャイムが天井付近など高い位置に設置されている場合は、インターホンを使用しやすい(床から1.4m程度)高さへ配線を改修する必要があります。 ワイヤレステレビドアホンの場合は好きな場所に設置でき、工事の必要はありません。
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住宅用火災警報器は設置しないといけないのですか?
消防法の改正に伴い、新築住宅では平成18年6月1日から、住宅用火災警報器の設置が義務付けられました。既存住宅では各市町村条例で定められた日からとなりますので、ご確認下さい。
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契約アンペア数はどれくらい?
契約アンペア数は一度にどのくらいの器具を使うかがポイントです。同時に多くの器具を使う夕食時や、冷房が活躍する夏、複数の暖房器具を使う冬など、お宅で一番電気を使う季節と時間帯を考えてみてください。
度々アンペアブレーカーのつまみが下がるとき、スマートメーター内蔵ブレーカーが作動する場合はアンペア変更(契約電流の変更)を検討する必要があります。東北電力に一度相談してみて下さい。
アンペア変更する為の工事費は状況によりますが10万円~15万円を目安にして下さい。(幹線取替、分電盤取替)
<主な電気製品のアンペア数のめやす>
ヒートポンプ式ルームエアコン100V(8~11畳) 暖房14アンペア・冷房10アンペア 炊飯器(炊飯時) 5アンペア 掃除機 3~10アンペア(弱~強) アイロン 10アンペア 液晶テレビ(42型) 0.8~1.7アンペア 電磁調理器200V ~58アンペア 洗濯機(全自動)(3.3kg) 3.9アンペア ドライヤー 12アンペア(切替5アンペア) 冷蔵庫(300リットル) 1.2アンペア 電気カーペット(2畳) 6アンペア(全面)・3アンペア(2/3面) 電子レンジ 10アンペア こたつ 1~5A(弱~強) ※器具の消費電力はワット(W)で表示されていますが、アンペア(A)数は100ワットで約1アンペアとお考えください。